IT系会社員ブロガー

某IT企業に勤める40代会社員の雑記帳

マイナポイントはそろそろ上限をなくすべき

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何度かマイナポイントについて記載していますが、いまだにマイナンバーカードの普及と合わせて、マイナポイントの申込みも増えていないようです。

Go To のように、一人の上限5,000円をなくすべき!

breakthrough1020.hateblo.jp

あいかわらずヒドいマイナンバーカード普及率

マイナンバーカードの普及率というべき交付枚数については、2020年12月時点で以下の通りです。

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相変わらず毎月0.8%くらいしか増えていません。11/1で21.8%です。

 

そもそもマイナポイント事業は、4,000万人を対象に2,000億円が確保されています。

現在マイナンバーカード交付(21.80%)は、2,700万人(正確には11/1時点で27,773,689人)しかなく、毎月0.8%→約100万人(1,017,104人)くらいしか増えていません。

 

予算の4,000万人には、1,300万人不足しており、あと一年以上かかる計算になります。

 

マイナポイント事業の期限は2021年3月までですので、残り2020年12月を入れて4ヶ月であれば、せいぜい 3,000~3,200万人が限界です。

なので、政府はマイナンバーカードを年度末までに申請した人を対象に「マイナポイント」の期限を半年間延長することを発表しました。

2021年3月までに申請すれば、半年後の2021年9月まで上限5,000円をもらえるということです。

 

そもそもマイナポイント申請率も低い

そもそもマイナンバーカード交付されている方すべてが、マイナポイント申請するとは考えられず、さらに酷い状況であると思います。

マイナポイント申請は、10月25日時点で約800万人との発表がありましたが、そもそも10/1時点のマイナンバーカード交付数は2,600万人(正確には10/1に26,105,646人)ですので、30%の方しかマイナポイント申請をしていないことになります。

 

2021年3月のマイナンバーカード交付数が、3,000~3,200万人が、仮にこれから大幅に増えて、4,000万人になったとしても、マイナポイント申請するのは、30%とすると、1,200万人しか申請しないことになります。

 

予算4,000万人分に対し、1,200万人つまり30%しか予算を消費せず、70%以上の予算が残るのは明らかです。

 

もうこうなれば、上限5,000円をそろそろなくしてしまうべきだと思います。

 

そもそも Go To事業(イート、トラベル)は上限がなかったのだから、マイナポイント事業も個人の上限をなくしてしまえば「予算がなくなる」「使えば使うほど得をする」ので、もっとマイナンバーカード交付率も加速するのでは?と思います。

 

Go To事業(イート、トラベル)のような極端な格差は問題だと思いますので、例えば月のポイント付与上限を2,500円まで(1万円チャージまで)にするなどして、来年から個人の上限をなくすべきだと思いますが、いかがでしょうか?

 

マイナンバーカードの面倒臭さ(5年の有効期限)

ちなみに私はマイナンバーカードの有効期限通知が届きました。

マイナンバーカードの普及率が20%なので、ほとんど人はご存知ないと思いますが、マイナンバーカード自体は10年(未成年者は5年)の有効期限となっていますが、カードに格納されている電子証明書は、その半分の5年が有効期限になっています。※ともに、有効期限は誕生日まで。

 

有効期限の2~3ヶ月前を目途に有効期限通知書が送付されてきますが、私にも電子証明書の有効期限通知書が届いています。

電子証明書の更新手続きは、もちろん市区町村の窓口へ行く必要があります。

つまり、運転免許証を更新→免許センター、マイナンバーカードの更新→市/区役所に行く必要があり、これが非常に面倒臭いのです。

 

免許センターは、土日でもやっていますが、市/区役所は平日のみです。

ほとんど利用することのないマイナンバーカードの電子証明書更新のためだけに、平日に役所に行かなければならない、そんな面倒臭いカードを持ちたくない気持ちは、わかります。

しかもこのコロナ禍でわざわざ混んでそうな市/区役所なんて行きたくないものです。

 

以上です。