IT系会社員ブロガー

某IT企業に勤める40代会社員の雑記帳

マイナポイントは何を選ぶべきか

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全く盛り上がっていないマイナポイントですが、皆さんはどうされましたか?

 

そもそもマイナンバーカードがないと、マイナポイントはもらえませんので、マイナンバーカードの取得率(普及率・交付率)についてどうなっているのか見てみます。

www.soumu.go.jp

マイナンバーカード交付率は?

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新型コロナウイルス感染症の緊急経済対策として、5月に一人10万円もらえる特別定額給付金についても、マイナンバーカードがあればオンライン申請が可能でしたが、急激に増えている状況ではありません。毎月 +0.4~0.7%程度です。

 

今回のマイナポイントについても、2020年1月からマイナポイントサイトがオープンしており、6月に予約・申請方法、7月に利用できるキャッシュレス決済サービスが公開されているのですが、同じく急激に増えている状況ではないです。

2020年6月→7月 +0.7%、7月→8月 +0.7%、8月→9月 +1.2%とやっと実際にマイナポイントがもらえる9月になって交付率が若干あがって来ていますが、まだ、9月1日で19.40%と、5人に1人しかもっていない状況です。

 

先着順って聞いたけどいつまで大丈夫?

9月1日時点で、マイナポイントの交付枚数は 20,853,465枚(=2,085万枚)です。

マイナポイント付与の予算は、4,000万人を対象に2,000億円が確保されています。

4,000万人なので、交付率31.4%分の予算があるため、これまでの交付率を見る限りは、少なくとも今年度中(2020年3月まで)は予算がなくなることはまずないと言えます。

 

マイナンバーカードをお持ち出ない方は、今からカードを取得しても十分間に合いますので、これから申請されることをおすすめします。

 

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そもそもマイナンバーカードは、運転免許証のような証明書になることや、コンビニで証明書(住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍証明書等)を取得でき、来年(2021年3月)からは健康保険証として利用できるようにもなります。

将来的には運転免許証としても利用できるようにする計画もあるようです。

 

マイナポイントとは?

マイナポイントとは、キャッシュレス決済サービスを促進する施策で、マイナンバーカードと特定のキャッシュレス決済サービスを事前に紐づけることで、チャージや買い物をすることで、利用金額の25%(上限5,000円)をポイントとしてもらえるものです。

つまり、20,000円のチャージ(25%=5,000円)が上限となります。

チャージや買い物に期間の制限があり、2020年9月から2021年3月となっています。

 

対象となるキャッシュレス決済サービスは以下となりますが、9月15日時点でもこれから開始されるものがある状況です。

mynumbercard.point.soumu.go.jp

どのキャッシュレス決済サービスを選択(申込)すべきかは、もちろんご自身がよく利用されているサービスを選ぶべきなのですが、25%(上限5,000円)以外に、各サービスが、これを機会に新たな利用促進を狙って、独自のポイント上乗せをしているので注意が必要です。

 

上乗せについては、日々状況が変化しているので、最新の情報については、ご自身で調べられることをオススメします。

特にネット上は古い情報が多く、2021年3月までに予算がなくなることはないため、これから、後出しでどんどん良い条件が出てくることは確実です。

また、上乗せには「もれなく」「抽選」があることも気をつけるポイントです。

 

キャッシュレス決済サービスは「QRコード決済」「電子マネー」「クレジットカード」の3種類です。主な上乗せ。

 

QRコード

  • d払い +2,500ポイント(合計37.5%)※7月17日に1,000ポイントUP
  • ゆうちょPay +2,000ポイント(合計35%)※ゆうちょ口座のみ
  • au Pay、メルペイ +1,000ポイント(合計30%
  • Paypay 1等100万円の抽選キャンペーン
  • LINE Pay 割引クーポン

電子マネー

  • WAON +2,000ポイント(合計35%

 

これを見ると、現時点ではドコモの「d払い」が一番上乗せが良いように見えますが、先日「ドコモ口座」不正出金があり「d払い」の新たな銀行口座登録や変更、またチャージが当面の間中止されており、セキュリティ上のリスクを考えると「d払い」はオススメできません。

また、PayPayはマイナポイントをPayPayで申込した方向けに、抽選でPayPayボーナスが貰えるキャンペーンを開催していましたが、8月末で終了しています。

 

サービス業者だけはなく自治体も上乗せ

さらに、地域自治体によっては独自でポイントを付与しているところもありますので、これらも注意が必要です。

以下のように徳島県では、+3,000ポイント(合計40%

もちろん、徳島県内の対象店舗で利用が前提になります。

www.pref.tokushima.lg.jp

 みんなは何を申込しているか?

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実際2020年8月時点での調査(MMD研究所 n=454)によると、マイナポイント申込の1位は「Paypay」、2位は「楽天カード」、3位は「WAON」となっています。

これを見る限り、上乗せのことは気にせず(あるいは知らず)に、自分がよく利用するキャッシュレス決済サービスを選んでいることがわかります。

「Paypay」はすでに20%の申込があるので、今後マイナポイントで新たな上乗せをしてくるかどうかは微妙なところだと思います。

 

ちなみに、マイナポイントの申込でややこしいのは、「予約」と「申込」の2段階になっていることです。

いっきに「予約」→「申込」をすることも可能ですが、後出しの上乗せを待つのであれば、まずは「予約」だけやっておくというもの手かと思います。

 

 

ということで、最後に、私は何を申し込みしたかと言うと「楽天Edy」にしました!

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「上乗せ」がもれなく10%(2,000円)もらえるWAONにしようかと思っていたのですが、楽天Edyの申し込み率が思った以上に低そう(MMD研究所調べで4.6%)だったのと、総務省の8月28日の発表では、8月25日までにマイナポイントの申し込み者数がたった424万人とのことだったので、楽天Edyに申し込みをしているのは、424万人×4.6%=19.5万人程度だと判断し、「もれなく2,000円」より「抽選で最大20,000円」の楽天Edyに申し込みをしました。

 

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実は、楽天Edyの抽選は、9月は第一弾で、来年1月末までの5ヶ月間連続の抽選だったこともあります。

1等 20,000円、2等 10,000円、3等 5,000円のいづれかが、5ヶ月間の間でもし当たれば、もれなく2,000円より良かったことになります。

また、抽選にハズレても、もれなく500万円分のEdyが山分けされます。

※19.5万人で山分けするとたった25.6円になりますけど。。。

 

いずれにせよ、ハズレでも山分け金額で楽天Edyに実際に申し込みをしている人数が分かることになります。

ただし、注意事項に「※山分け対象者が500万人を超えた場合は、お一人様「Edy1円分」の付与とさせていただきます。」となっていますので、いきなり9月の第一弾で1円の場合もありますが。。。

 

まぁ私の場合は、楽天Edyは毎月1万円はチャージをするので、25%(+5,000円)の恩恵は受けられ、さらに5ヶ月間の抽選の楽しみができたので良しとしています。

 

楽天Edyを選んだ結果はこちら

breakthrough1020.hateblo.jp

以上です。