アディダス UltraBOOST LACELESS(ウルトラブースト レースレス)レビュー
久しぶりにランニングネタを。
ここ数年はadidas(アディダス)のUltraBOOST(ウルトラブースト)シリーズを愛用しております。
昨年購入した2016年モデルの走行距離が2,000kmを超えており、かなりアウトソールがすり減ってきたため、新しく買い替えを検討していました。
新たな2017年の秋冬モデルや、新作であるUltraBOOST ATR(ウルトラブースト オールテレーン)に期待していたのですが、UltraBOOSTの秋冬モデルは色がどうもイマイチで、UltraBOOST ATRについては、雨や雪コンディション用の撥水加工を施したプライムニットアッパーや、コンチネンタルラバー製アウトソールに新たにラグ付きのブロックパターンが採用され、グリップ力と安定性が向上しているのですが、やはり冬用のイメージで、夏場に履くのは暑そうです。
ここにきて、新作 UltraBOOST LACELESS (ウルトラブースト レースレス=ヒモなし)が発売されました。
ちなみに、ヒモなし、とのことですが、実は今までのUltraBOOSTでも、ヒモは飾りに近く、まったく結んだりほどいたりしたことはありませんでした。
2017年11月10日からオンラインショップ限定で先行発売されていましたが、実際に履き心地を試してみないと心配なので、11月17日からのショップでの販売開始を待ち早速、ショップへ行ってきました。
ありました。UltraBOOST LACELESS!
ショップで実際に履いた感じは、「UltraBOOST より締めつけ感が強い!」です。
新たなフォージド・プライムニットバンドが、UltraBOOST よりも足の甲への締め付けが強く、UltraBOOST のサイズより、0.5cm(~1.0cm)大きくするかどうか迷いましたが、少しは伸びてくるだろうと判断して、UltraBOOST と同じサイズを購入しました。
こちらを購入しました。
※UltraBOOST UNCAGEDもサイズはありましたが、ここはやはりLACELESSにしました。
色は、現在は購入したレジェンドインクF17/レジェンドインクF17/ロー(ネイビー、紺色)と、ランニングホワイト/ランニングホワイト/コアブラック(グレー)の2色が男性用とのことでした。
女性は、アッシュパール S18/アッシュパール S18/アッシュ(薄ピンク)です。
これが、フォージド・プライムニットバンドです。
見た目は軟らかそうに見えますが硬いです。UltraBOOSTよりも足の甲を含めて全体の締めつけ感が、かなり強く、走っていて脱げるようなことは一切ないです。
(実際に、走ったあと足の甲に、フォージド・プライムニットバンドの痕がつきます)
あと、シューズの外観でアディダスのロゴがあるのは、唯一この部分だけです。
かかとの部分に(UltraBOOST には無かった)両方の側面に出っ張りがあります。
かかとの締め付けに効果があるのだと思います。UltraBOOST よりかかとが、しっかりとホールドされているのか、まったく浮く感じはしません。
アウトソールは、安定のコンチネンタルラバーを採用。
アディダスのアウトソールはよく寿命が短いと言われますが、このコンチネンタルアウトソールについては、全くそんなことはありません。
2,000km走ってもソールが、はげてくるようなことはありません。
早速、走って来ましたが、走った感じでも、レースレス(ヒモなし)なのにUltraBOOSTより足全体のホールド感が非常に強く、特に足の甲の部分は、ガッチリテープを巻かれているような感じです。
また、UltraBOOSTよりも生地が薄く、軽い印象を受けました。
BOOSTフォームについては、UltraBOOSTと全く変わらず、ビョンビョンとしたバネのような感覚で、クッション性はいつも通り非常に高いです。
今のUltraBOOSTのアウトソールが、かなりすり減っていたので、ソールのグリップ力が大幅に上がっていたのに驚きました。
今のところは大変気に入っており、これからのランニングのお供にするつもりです。
UltraBOOST LACELESS の気に入らない点としては、やはりパッと見の外観の地味さ、やはりカラーバリエーションですね。もう少し派手な色を出して欲しいところですが、最近はタウン系のファッションに合わせているのか地味が色ばかりです。
あとは完全にレースレス(ヒモなし)なので、レースに出る時に、ICタグはいつもヒモにつけるのですが、ヒモがないのでどうしたらよいものか?と言ったところでしょうか。
また、実際に使い込んだ結果をレビューをしていきたいと思います。
以上です。