ライフログアプリ Moves、Google Fit、Google マップ(タイムライン)について
ランニング系のRunkeeper 以外のいわゆるライフログ(行動記録)系のアプリの紹介。
かなり以前から利用しているMovesとGoogle Fit、あとAndoroid版 Google マップのライフログ機能タイムラインについて。
Moves
Moves はProtoGeo社が開発しているアプリで、もともと有料(¥300)でしたが、2014年4月に、FacebookがProtoGeo社を買収し、その後に無料になりました。
スマホのモーションセンサーで歩数を計測しつつ、GPSで場所をチェックし記録します。
※場所情報は、チェックインサービス「foursquare」を利用しています。
私も以前「foursquare」を利用していましたが、流行るとともに粘着性の高い人が多くてやめました。その後でチェックイン機能がなくなっていますが。
そのため、1日どのように動いて、どこでどのくらいの時間を過ごしたのかが自動で記録されます。徒歩(Walk)以外に、走る(Run)、自転車(Cycle)を自動で判別します。電車・飛行機などの移動はすべて"Transport"と表示されます。
※日本語表示することも可能です。
徒歩(Walk)は、歩数(steps)→距離(km)→時間(min)の切り替えが行え、走る(Run)は、距離(km)→時間(min)→歩数(steps)、自転車(Cycle)は、距離(km)→時間(min)の切り替えが行えます。
それぞれの移動コースがGoogleマップ上に表示されます。
滞在場所(一定時間居た場所)は自動的に場所が表示されますが、間違っていれば修正することも可能です。
単純なシェア(アプリ連携)以外に、かなり多くのアプリと連携(Connected Apps)することができ、Movesの情報を外部へ出力することができます。
また、Movesは毎朝前日の行動記録が通知されます。
Google Fit
Google謹製アプリです。
基本的にはアクティビティ=活動した時間を管理するため、事前に基本情報(身長・体重)と毎日の活動時間の目標を入力します。
Movesと同じくウォーキング、ランニング、自転車を自動で判別します。
上記の円グラフ以外にも、棒グラフの表示もあり。
活動時間(時間)以外に、距離(km)、消費カロリー(カロリー)、歩数(歩)の切り替えが行えます。
それぞれのアクティビティについては、Googleマップ上でコースが表示され、より詳細なデータが表示されます。(アクティブ時間、合計時間、推定距離、平均ペース、歩数、カロリー、ペースグラフ、高度グラフ)
私の利用しているRunkeeper とも連携することができ、Runkeeper の情報がFit に連携され、逆にFit 上でランニングデータの詳細を表示するとRunkeeper が起動されるようになります。
Fit は、活動時間の目標をクリアすると"目標達成"と通知されます。これが結構うれしかったりします。
Google マップ タイムライン
こちらも言わずもがなGoogle謹製アプリです。
Googleマップにライフログ機能があるのはあまり知られていないのではないかと思います。
というのも、Googleマップのタイムライン(機能)は現時点ではAndroid版しか実装されておらず、iOS(iPhone)版には提供されていません。
メニューに「タイムライン」が表示されており、Movesと同じく、1日どのように動いて、どこでどのくらいの時間を過ごしたのかが自動で記録されます。
マップ情報については、かなり正確で「徒歩」はもちろん「電車に乗っていた」「自転車」等が表示されますが、ランニングと自転車・電車のアクティビティの区別などはMovesに比べるとイマイチです。
もちろん自分で「ランニングをしていた」などへ修正することも可能です。選択できるアクティビティもかなりの数があります。
もちろん滞在場所(一定時間居た場所)も自動で表示されますが、事前にGoogleマップで設定している「自宅」「職場」以外については、「訪れた場所ですか?」と表示されるまでに留まります。Movesのように一度訪れた場所を記憶しているようなことがなさそうです。
アプリ連携というか、写真と連携しており、訪れた場所で撮った写真が合わせて表示されるのが意外に便利です。
ちなみに、Googleマップのアカウントに紐付けられたロケーション履歴([設定]→[Googleの位置情報設定]→[Googleロケーション履歴])で設定された端末の位置情報が送信されています。また、AndroidのGoogleマップアプリだけではなく、PC(ブラウザ)のGoogleマップからもタイムラインを見ることもできます。
Googleマップのタイムライン(機能)は、意外に知られておらずMoves やFit のように自らライフログアプリをインストールしたのではないので、知らない間に活動を記録されていることがあるので、気をつけた方がよいですね。
【追記】Google Fit、Movesのバージョンアップについて