ANAマイレージ その4
ANAマイレージ その4です。
前回はこちらです。
さて、ANAプレミアムメンバー「プラチナサービス」メンバーになると「スーパーフライヤーズ会員」になることができます。
「スーパーフライヤーズ会員」は、クレジットカード機能付・年会費有料のカード、「スーパーフライヤーズカード(SFC)」が必要で、プレミアムメンバーの「ダイヤモンドサービス」メンバー、または「プラチナサービス」メンバーだけが申し込みできるカードとなります。
基本的には、SFC特典は「プラチナサービス」メンバーと大きな違いはありません。
一番のメリットは、SFCを持ち続けてさえいれば、つまり年会費を払い続けていれば、ずっと「プラチナサービス」メンバーとほぼ変わらない特典を受け続けられるということでしょう。
ANAプレミアムメンバーは、毎年1月から12月の実際に飛行機に搭乗したポイント(プレミアムポイント)で翌年のメンバーステータスが決定し、翌年4月からの1年間がプレミアムメンバー期間となります。
毎年継続して飛行機に搭乗し続け「プラチナサービス」メンバーを維持していれば問題はないですが、ある年の搭乗が少なくなれば「プラチナサービス」から「ブロンズサービス」、場合によっては、プレミアムメンバーでない状態になります。
一度でも「プラチナサービス」メンバーになると、下の地位になるのは非常に屈辱であるため、このSFCを申し込むことになります。
SFCには、幾つかの種類があり、年会費11,070円の一般カード、年会費16,200円のゴールドカード、その上に、ダイナース、AMEX、さらに上のプレミアムカード(年会費最大167,400円まで)とありますが、私はゴールドを選択しています。
一般カードで10マイルコースを選択すると別途移行手数料5,400円が必要となり、11,070円+5,400円の合計16,470円が必要となりますが、ゴールドカードは移行手数料が必要ありませんので、断然ゴールドカードの方がお得です。
また、ゴールドカードにすることで、空港で(ANAラウンジでなく)カードラウンジにも入ることができます。
実は、早朝のカードラウンジには、ANAラウンジにはない軽食(パン)があります。羽田空港にはベーグル、伊丹空港にはクロワッサンがあります。
軽食の数には限りがありますが、私は早朝は必ずカードラウンジを利用しています。夕方はビールを飲むためANAラウンジです。
その他、SFC特典は、フライトボーナスマイルが+5%や、カード継続時に2,000マイル、継続時にANAプレミアムメンバーの場合には特別ボーナスマイルとしてさらに2,000マイル追加されます。
東京(羽田)-大阪(伊丹)の片道280マイルが、「プラチナサービス」メンバーでは+90%(+252マイル)の532マイル、SFCで+95%(+266マイル)の546マイルとなります。
通常のANAカード(年会費2,160円+移行手数料5,400円の合計7,560円)から、SFCゴールド(16,470円)の差額は8,910円です。
8,910円の元がとれるかどうかは、飛行機に搭乗し、フライトボーナスマイルやANAラウンジをどれだけ使うかによると思います。
最後に注意が必要なのは、ANAカードからSFCカードへはカード切り替えとなります。つまりANA番号(お客様番号)については変更はありませんが、クレジットカード番号は変更になるため、各種カード決裁のとりまとめ(公共料金など)をすべて手続きをやり直す必要がありますのでご注意を。