Essential Product の身売りのウワサと今後のサポートについて
Essential Phone PH-1を購入した直後に、嫌なニュースが流れました。
まさか、PH-1が手元に届いた日(2018年5月25日)に..
Essential Phoneの開発を行うEssential Products(エッセンシャル プロダクト)は、言わずと知れたAndroidの生みの親、「Androidの父」として知られるアンディ・ルービン氏が2015年11月に設立したスタートアップ企業です。
そして、昨年2017年5月30日に、Essential Phone PH-1を発表しました。
全体ディスプレイの"ベゼルレス" デザインや、ディスプレイにフロントカメラを埋め込んだように見える"ノッチ"デザインは、Essential Phoneは初めて採用したデザインとなります。(iPhoneの方があと)
冒頭の engajet によると
Bloombergによると、Essentialは現在、PH-1とカメラアクセサリー、特許ポートフォリオ、開発中とされるスマートホーム向けデバイスといった事業・資産から、会社全体の売却をも含めた議論をしている最中とのこと。そのためクレディ・スイス・グループと契約し、すでに少なくとも1社の買い手候補をみつけているとされます
またPH-1の後継モデルとなるスマートフォンの開発はすでに中止されたとBloombergは報告しています。ただしそれは、Essentialがスマートフォンから撤退しようとしているのではなく、製造担当をFoxconnから変更する検討のためとされています。
おお、なんてこった..
アンディ・ルービンのTwitterには、
われわれは、常に複数の製品を同時に開発しており、より大きなヒットになると考えている製品に集中するためには、幾つかの製品の開発を取り消すこともあります。私たちは、モバイル製品と家庭用製品を含む将来のゲームを変える製品(game-changing products)に、すべての努力を払っています。
とあり、Essential Productsを売却することには言及されていません。
おそらく、PH-1の後継、PH-2の開発は他に優先すべき開発があるので、取り消した??(延期した?)と見るのが妥当ではないかと思います。
そして2018年5月30日には、
EssentialのTwitterが
2 years of software updates and 3 years of security patches.
2年間のソフトウェアアップデートと3年間のセキュリティパッチ。
と、つぶやいたことから、PH-1は、あと2年間のソフトウェアアップデートと、3年間のセキュリティパッチ提供は行われそうです。
ちなみに日本では発売されていませんが、Pixel(Pixel2)に関しては
Android バージョン アップデート
Pixel(2016 年版)スマートフォンに Android バージョン アップデートが提供される期間は、Google ストアでのその端末の提供開始日から最低 2 年間です。
Pixel 2(2017 年版)スマートフォンに Android バージョン アップデートが提供される期間は、Google ストアでのその端末の提供開始日から最低 3 年間です。
Pixelは、2016年版が2年間、2017年版が3年間のソフトウェアアップデート保証となっています。
セキュリティ アップデート
Pixel スマートフォンにセキュリティ アップデートが提供される期間は、Google ストアでのその端末の提供開始日から最低 3 年間、または Google ストアでのその端末の提供終了日から最低 18 か月間のいずれか長いほうです。
Pixelは、提供開始から3年または提供終了から18ヶ月間の長い方となっています。
まあ、PH-1も、あと2年間のソフトウェアアップデートできれば、十分だと思っています。Android Pの次のAndroid Qまでは行けるのではないでしょうか?
ひとつ前の Nexus 5X は2年半ほど利用しましたが、スペックが古くなりすぎて、PH-1に買い替えを行っていますので、おそらく2年半程度で、ソフトウェアアップデートが行われなくなったら、PH-1も使わなくなるのではないかと思っています。
以上です。