小さいことは良い事だ。Anker Nano II 45W レビュー
iPhone/iPad 以外はすっかりUSB-Cに統一されてきた感がありますが、USB-TypeCのUSB PD(Power Delivery)について記載します。
もともとUSB→ユニバーサル・シリアル・バス (Universal Serial Bus)という国際規格で、USB Type-A (以下USB-A)、Micro USB、USB-TypeC(以下USB-C)という3種類があります。
USB-Cは、2014年8月に登場し、USB-AやMicro USBと違い、上下対照の形でリバーシブル構造(指し間違いのイライラがない)で、現在ではスマホや、ガジェット、MacBookを含むノートPC等にも幅広く採用されています。
USB PDとは、USB-Cに対応した給電規格です。これまでのUSB給電(USB Battery Charging 1.2)の 7.5W(5V/1.5A)と大きく異なり、
になると最大240Wになります。一般的なUSB充電器は、5~7.5Wくらいなので、
の45Wや65Wで充電するのであれば、5~10倍の速さで充電が行えるということになります。USB Battery Charging 1.2の 7.5W ではなく、
で最大100Wになったことで、ノートPC、ディスプレイなど様々なものに電源供給ができるようになったため、広くUSB-Cを採用する機器が増えてきています。
ノートPCに、もともと付属している電源はあまりに大きく持ち運びが不便なので、AnkerのPowerPort Speed 1 PD 60(60W USB-C 急速充電器)を利用していました。
今は、60Wはなく、以下の後継機種(65W)になっているようです。
このAnker PowerPort 60Wでも全く問題なかったのですが、2021年7月に発売されたAnker Nano II 45W が非常に気になっていて、Black Fridayで、通常価格 3,390円 が、2,712円(20%オフ)になっていたので、ついに購入してしまいました。
※利用しているノートPCに45Wなので45Wが最低限必要です。
小さいことは良いことだ
いやーやっぱり電源は小さいことが良いことですね。
かなり小さくなりました。
Anker PowerPort 65W が、6.4 x 6.4 x 2.85 cm、157 g
Anker Nano II 45W が、3.5 x 3.8 x 4.1 cm、68 g
なので、大きさ半分、重さは半分以下になりました。
持ち運びの差はほとんどないので、ほぼ自己満足ですけど。
USB-Cケーブルもこれを機会にAnkerのものに買い替えました。
USB-C & USB-C ケーブル なのですが、なんと言ってもやわらかく、絡まりにくくなっていて、高級感もあり非常に良いです。
もちろん USB PD対応で最大100Wまで対応しています。
あとは、iPhone/iPad がLighteningをやめて USB-Cに統一してくれれば最高なのですが。
iPhoneは、そもそも充電器が付属につかなくなったので、Lightningはとっとと止めてくれるとありがたいのですが、周辺機器ビジネスでも儲けているので、当分は難しいのでしょうね。
そういえば、iPad miniは、USB-Cになりまたね。
以上です。