IT系会社員ブロガー

某IT企業に勤める40代会社員の雑記帳

AfterShokz OpenMoveレビュー

f:id:breakthrough1020:20211211230157p:plain

コロナ禍で、リモートワーク(在宅勤務)が増え、ZoomやTeamsでのオンライン会議が増え、一日中ヘッドホンをしていることが多く、耳が痛くなってきたので、前々から気になっていた骨伝導イヤホンを試してみることにしました。

 

事前に色々と調べて、ゲオが出している安価な骨伝導イヤホン(税込3,278円)も検討しましたが、安物買いの銭失いも考慮し、ここは骨伝導イヤホンのパイオニア・老舗であるAfterShokz(アフターショック)にすることにしました!

 

f:id:breakthrough1020:20211211230839p:plain

AeropexとOpenMoveの2種類が発売されているのですが、今回は、初めての骨伝導イヤホンなので、2020年7月に発売された廉価版・エントリーモデルであるOpenMoveを購入しました。

バッテリーと防水機能が若干劣るだけで値段は、半額なのが魅力です。

 

定価は9,999円ですが、実際は7000円ほどで購入しました。

 

f:id:breakthrough1020:20211211231636j:plain

購入したのは、スレートグレーです。

電源を入れると「アフターショックへようこそ」と日本語のアナウンスです。

そのまま電源を長押しし続けると「ペアリングモードです」の音声でペアリングモードになります。

PC、スマートフォンBluetoothで接続すればOK、「接続しました」のアナウンスが流れます。

 

骨伝導イヤホンを初めて使ってみた感想ですが、耳の中で音を出すのか、耳の近くで音の振動を出すかの違いだけで、振動しているので骨につけなくても音は聞こえます。

耳を塞がないのは非常に画期的で、耳の穴の近くにセットすれば、それほど音も悪くはないです。

1ヶ月以上利用してきたので、良いところ、悪いところをまとめました。

良いところ

  • ヘッドホンと違い耳を塞がないのが最大のメリットだと思います。長時間の会議で耳が蒸れたり、痛くなることはなくなりました。他の音が聞こえなくなることがなくなります。在宅でインターホンを聞き逃すこともなくなりました。
  • マイク性能がよい。オンライン会議でのマイク性能を一番気にしていましたが、会議に参加した方に聞いても、ヘッドホンの時と全く遜色がなく、クリアに聞こえるとのことでした。
  • 長いバッテリー駆動時間。6時間あればほぼ大丈夫です。午前・午後と1日中会議がある時には、昼休みに充電しておくこともありますが、1時間程度の会議が4,5回の場合には、1日利用して全く問題ないです。
  • USB-C充電。最近はスマホ(Pixel)やPCの充電は、ほとんどUSB TypeCなので、USB-C充電は充電器が流用できて助かります。micro-USBとかだと最悪でした。
  • マルチポイントペアリング。2台の機器と同時接続をすることができます。スマートフォンとPCに両方に接続するのは意外に便利でした。

悪い・イマイチなところ

  • 音の期待はしちゃダメですね。ランニングの際にも使ってみましたが、外部の音が入りすぎて、音が聞こえにくいので、骨伝導イヤホンを使うのはすぐに辞めました。耳栓が付属でついており、耳栓をすれば外部の音が聞こえなくなるので、音が聞こえやすくなりますが、それでは本末転倒ですね。
  • 骨伝導ゆえに、かなり振動します。音楽の場合はほぼ問題ないですが、会議で発言者の声のトーンにより異なりますが、声の低い人が話すとかなり震えるため、くすぐったいです。音量を大きくすればするほど振動してくすぐったいです。
  • バッテリーの残容量がスマホからでしかわかりません。オンライン会議用に購入したので、メイン接続がPCになるのですが、PCではバッテリー残容量が残念ながらわかりません。マウス等はわかるのですが、OpenMoveがわからないのは残念です。ボタン操作でバッテリー容量をアナウンスしてくれるのですが、イマイチです。
  • ペアリングがイマイチです。最大の欠点かも知れません。随分と使っていて、まだ原因がわからないのですが、電源を切って、再度電源を入れたときに、自動的に前回接続されていた機器(PC、スマホ)に接続するのですが、これがイマイチ安定しておらず、「接続しました」「第2デバイスと接続しました」と接続はされるのですが、場合によって、その後で「接続しました」少しして「接続しました」・・・と繰り返す場合があります。仕方がないので、毎回電源を入れた時に、ペアリングモードにして、明確にPCやスマホから接続するようにすると、この事象はなくなっています。毎回ペアリングモードにするのが面倒です。

 

とまぁ、7,000円程度で、耳が痛くならず、クリアなマイク性能があるのでAfterShokz OpenMove は十分だと思っています。

ペアリングはファームウェアのアップデート等で修正が入れば良いのですが。

2年間の長期保証もあるので、これからガンガン使って行きたいと思います。

 

以上です。