IT系会社員ブロガー

某IT企業に勤める40代会社員の雑記帳

格安SIMはもう使命を果たしたのか?

大手キャリアの通信費の大幅見直し、いわゆる新料金プランで、格安SIMは流行ることなく役割を終えることになりそうです。

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MMD研究所の2020年11月の調査では、大手3キャリア(docomo,au,SoftBank)と楽天モバイル、サブブランド(UQ mobile,Y!mobile)を除く、MVNO、つまり格安SIMのシェアは、12.3%です。

 

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2014年10月の1.6%からスタートし、2020年11月の10年間で12.3%しかシェアが取れなかったことになります。

ちなみに格安SIMの取り扱いは国内で700社あるとも言われていますが、700社を合計しても大手3キャリアのシェア(一番シェアの少ないSoftBankの15.5%)を超えることができなかったことになります。

 

私は、2016年から格安SIMFREETEL(後に楽天モバイルに買収)から開始し、今はイオンモバイルを利用しています(2020年4月から利用)

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3人で、イオンモバイルの音声シェア(7GB)2,280円(税抜)をメインとして、音声SIM 700円(税別)を2枚追加して利用しています。

2,280円+700円✕2枚=3,680円(税抜)→4,048円(税込)

 

それに、ユニバーサル料 3円✕3枚=9円が追加され、4,057円(税込)が最低料金となり、通話料金が上乗せされた金額が毎月の実際の支払いとなります。

 

3人で毎月5,000円以下で済んでいますので、大手3キャリアであれば1人分にもならないと思います。

 

新料金プラン(大手3キャリア)

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現時点の新料金プランでは、20GB横並びで、docomo(ahamo)が 2,700円、au(povo)と SoftBank(LINEMO)がそれぞれ 2,480円 となっています。

3人の場合は、2,480円✕3枚=7,440円(税抜)→8,184円(税込)

※ahamoの場合は、2,700円✕3枚=8,100円(税抜)→8,910円(税込)

 

格安SIMとの大きな差は、以下の2点になると思います。

  • 5G対応
  • 通信品質(特に混む時間帯)

つまり、上記の2点に+4,000円を支払えるかどうかになると思います。

 

サブブランド

あとは、大手3キャリア以外の楽天モバイルとサブブランドの検討になります。

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 サブブランドの新料金プランは、3GB/15GB/25GBの3パターンになります。

15GBが大手3キャリアの価格に近く、3GB以下の場合を除くと、あえてサブブランドを選ぶ必要はない状況です。

サブブランドもすでに使命を果たしたのかもしれません。

 

楽天モバイル

楽天はそもそも嫌いなのですが、大手3キャリアを比較すると最もお得感があるのは間違いないです。

breakthrough1020.hateblo.jp

2台目(セカンド)スマホの利用なのか、今日3月9日に「楽天モバイルの累計契約数が300万を突破」が発表されていました。

一年間の無料期間が終了すればどんどん解約されるので現状の契約数は不明ですが。

 

(続く)