2020年(令和2年度)10月情報処理技術者試験について
2020年度(令和2年度)春期の情報処理技術者試験は取りやめになりました。
受験手数料返還について
IPAは、試験中止をそもそも全く想定していなかったのか、受験手数料返還は非常に遅く、私はクレジット決済だったのですが、返金されたのが、なんと2020年7月4日でした。(3月24日に取りやめが確定したのに...)
7月2日にクレジットカード決済への受験手数料返還処理を開始との案内。
実際にクレジットカード会社へ返金されたのは、7月4日。
クレジットカード決済以外の方に受験手数料が返還されのは、いつになったのでしょうか??
2020年(令和2年度)10月情報処理技術者試験について
今回の10月の情報処理試験は、同じ10月に行われます秋期試験ではなく、取りやめになった2020年4月19日(日)の春期の代替試験となっています。
よって試験区分は春期と同じです。
- ITパスポート試験
- 情報セキュリティマネジメント試験
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- プロジェクトマネージャ試験
- データベーススペシャリスト試験
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験
- システム監査技術者試験
本来の秋期の試験区分については、本日(8月10日)時点では、まだ確定しておらず、以下のような状況です。
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※例年、10月に実施する以下の秋期の高度試験区分については、本年11月以降に実施する方向で引き続き検討しています。実施の可否が決まり次第、ホームページで公表いたします。
ITストラテジスト試験(ST)
システムアーキテクト試験(SA)
ネットワークスペシャリスト試験(NW)
ITサービスマネージャ試験(SM)
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11月以降とありますが、日程も決まっていないとは...
以前も記載しましたが、情報処理試験は、国家資格であり、企業によっては資格取得の一時金にとどまらず、昇格や昇給にも用いられている場合も多いと思います。さらに、高度試験は、1年に一回しか実施されませんので、春期の代替試験はありがたいです。
IPAへのお願い
- そろそろ和暦元号(令和)での表記をやめては?西暦で十分。
- クレジットカード決済できるカード種類を増やしてほしい(現在はVISA、MasterCardのみ)
- 高度試験の論文は、そろそろ手書きではなくPCを使わせて欲しい。
- オンライン受験も検討しては?
特に、高度試験の論文(記述式:2時間)は、設問ア,イ,ウの3つで、設問アが800文字、設問イが800文字~1600文字、説明ウが600文字~1200文字ですので、2,200文字以上(最大で3,600文字)を手書きするのは、いまどきありえないと思っています。
そもそも、ほとんど文字を書かなくなっている、PCやスマホでタイプしているのが現状なのに...
記述する(論文)のがメインではなく、手書きの手の痛さとの戦いになってしまっています。
手書きなので途中で文書構成の変更はほぼ不可能。
また、オンライン受験対応ですが、基本情報技術者は、暗記メインなのでオンサイトの受験は致し方ないとは思いますが、高度試験の場合は、もう暗記の選択肢問題は一切やめて、午後Ⅰ、午後Ⅱ(論文)をメインにすれば、オンライン受験可能だと思います。
そうなれば、前述の高度試験の論文の手書きをやめるのも簡単なのではないでしょうか?
以上です。