「100日後に死ぬワニ」の炎上のたった一つの理由
結論から言うと、理由は "ひがみ" ですね
いやー、「100日後に死ぬワニ」面白かったですね。
4コマ漫画自体は全くと言ってよいほど面白くなかったですが、100日後に死ぬということを毎日カウントダウンして4コマ漫画を掲載するという発想・着眼点が、新奇性があり非常に興味深かったです。
「なぜ100日後に死ぬの?」
「病気なの?ワニはわかっているの?」
などの疑問を持ちつつ、ほのぼのした4コマ漫画を(たまに)見ていました。
私の場合は、Twitterではなく年明けにニュースアプリでたまたま出てきたので見ただけで、作者のTwitterをわざわざ見にいったり、フォローすることはありませんでしたが、ニュースアプリで、何度も取り上げられているのを見て、世の中で話題になっていることを認識していました。
また、作者の漫画家・きくちゆうき氏が、行列ができる法律相談所や、スッキリなどのTVに出演されているのも見て、かなり話題性がでていることを改めて認識していました。
そして、3月20日に最終話については、私が見た(気がついた)のは22時くらいだったのですが、
午後7:20に100日目の最終話が投稿されていて、
午後8:02には、Youtubeでの「100日後に死ぬワニ」× いきものがかり「生きる」の発表
午後8:46のリツイートには、書籍化決定・映画化決定・グッズイベントなど続々とあり、
午後9:00には、楽天コレクション(何?)での大量のグッズ販売の紹介と、
同午後9:00に「100ワニ追悼 POP UP SHOP in ロフト」の紹介。
午後9:51に、また、書籍化決定!!4月8日発売とあったのを、すべて100日目の最終話と同時に見ました。
そして、その時に最初に思ったのが、一人の作者が個人でやっていた(のだと思っていた)が、いつの間にか大きなビジネス(=金儲け)のコンテンツになっていたのだな、ということでした。
LINEスタンプから書籍化・映画化(?)・大量のグッズ・イベントがすでに周到に準備されており、ニュースアプリや、TVでも大きく取り上げられており、219万フォロワー(2020年3月24日時点)もいるので、かなり良い商売ができるよなー、儲かって良いよなー、が正直なところでした。
午後7:20にリアルタイムに100日目の最終話を見て、その後のビジネス的な投稿については、少し時間が空いた後に見ていれば感想は全く違ったのかも知れませんが、連続で見てしまったため、完全にビジネスコンテンツだったんだな(=私は騙されていたんだな)というのが、最初に思ったことでした。
その後、やはりニュースアプリ等で、ステマや電通案件として炎上している記事や、「いきものがかり」の水野良樹さんと作者の動画配信(釈明会見?)も拝見しましたが、正直なところ、何が事実(本当)で何が事実でないのかは関係者でもないので分かりませんでした。
Twitterやブログでの炎上投稿や記事は、どれもピンとくるものはありませんでした。
結局のところ、批判が拡がった理由は「100日後に死ぬワニ」が、たった100日という短い期間で、ブランドとしてあまりにも大きく成功してしまったからですね。
炎上した理由は、その成功に対する"ひがみ"ですね。
100日目の最終話のあと、読者の感想を含め、感動の余韻やコメントが十分に収束したタイミングで、追悼イベント→書式化・グッズ販売・いきものがかりコラボ、という流れであれば、ここまで炎上することはなかったと思います。
※それを考えるとプロがやったことではないのは容易に想像がつきます。
以上です。