IT系会社員ブロガー

某IT企業に勤める40代会社員の雑記帳

2020年(令和2年度)春期情報処理技術者試験の取りやめが残念でならない

新型コロナウイルス関連の自粛がとまりませんね。

 

ついに、4月19日(日)に実施予定だったIPA情報処理推進機構)の2020年(令和2年)度の春期 情報処理技術者試験、及び情報処理安全確保支援士試験が、本日(2020年3月24日)取りやめになりました。

 

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詳しくは以下に記載がありますが、もちろん「新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から」試験実施をとりやめになったとのことです。

www.jitec.ipa.go.jp

本日(2020年3月24日)時点では、「代替試験の実施につきましては、その可否も含め、現在検討中です。」、「受験手数料の返還等の詳細につきましては、決まり次第、このページで公表する予定です。」とのことで、一旦はとりやめ(中止)になったことのアナウンスのみが先行で発表されました。

 

私も受験予定だったのですが、非常に残念です。

 

IPAの試験区分は以下のようになっています。

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情報処理試験は、春期(4月第3日曜日)と秋期(10月第3日曜日)の年2回実施されており、2020年春期 4月19日(日)は、以下が試験区分となっていました。

  1. ITパスポート試験
  2. 情報セキュリティマネジメント試験
  3. 基本情報技術者試験
  4. 応用情報技術者試験
  5. プロジェクトマネージャ試験
  6. データベーススペシャリスト試験
  7. エンベデッドシステムスペシャリスト試験
  8. システム監査技術者試験

 

上記の内、5.以降の「プロジェクトマネージャ(PM)」「データベーススペシャリスト(DB)」「エンベデッドシステムスペシャリスト(ES)」「システム監査技術者(AU)」の4試験区分については、春期のみ実施されている試験であるため、1年に一度しか試験を受けることができません。

 

また、秋期は秋期で、秋期のみ実施されている試験区分があるので、上記の4つを秋期(10月)に回すのはかなり無理があると思います。

 

秋期とは別に、コロナウイルスが落ち着いた頃(いつ?)に実施するのも、会場手配などを考慮すると難しいのではないのでしょうか?

 

3月に入って、Twitterやブログ等で、「IPA試験をとりやめる(中止する)べき」、あるいは「中止される」等のデマ記事を幾つか見かけていましたが、IPAの以下(3月18日)の強気(笑)なTwitter投稿から、情報処理試験は問題なく開催されるものだと思っていましたが非常に残念です...

 

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情報処理試験は、国家資格であり、企業によっては資格取得の一時給付金にとどまらず、社内の昇格・昇給にも用いられている場合も多いと思います。

さらに高度試験は、1年に一回しか実施されません。

高度資格の取得を目指されていた方は、大学試験と同じく、1年間勉強されていたと思いますので簡単に中止されるのは非常に残念です。

 

マスク着用を義務付け、手洗い・咳エチケット等を徹底させる、試験会場には手指消毒用のアルコール消毒を設置、入室の際に受験者の検温を実施する、試験会場は大学や予備校等が利用されることが多いので、座席の間隔を普段の倍くらい空ける、窓を開けて十分に換気するなどで、対応できたのではないでしょうか。

これだけ対応しても、コロナウイルス感染を恐れて受験したくないと言う人だけ、試験料を返金するとかの対応にできなかったのでしょうか?
※実際には、情報処理試験は、勉強していない・落ちるのが分かっているので受験しない人が多いのですが。

 

いずれにせよ、新型コロナウイルスに関する自粛ムードが、少しひどすぎるような気がしています。

毎日満員電車に乗って痛勤通勤しているのに試験くらい大したことないでしょう。

 

それよりも、高度資格の論文は、そろそろ手書きではなくPCを使わせて欲しいです。

記述式(2時間)で、設問はア,イ,ウの3つで、設問アが800文字、設問イが800文字~1600文字、説明ウが600文字~1200文字ですので、最低2,200文字~3,600文字を手書きするのは、いまどきありえないといつも思っています。

試験が終わったあとは手の感覚がなくなっています。

 

[3月25日追記]

本日IPAからメールが届きました。

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From: IPA <jitec-pr-info@ipa.go.jp>
Sent: Wednesday, March 25, 2020 2:xx PM
To: xxxxxxxx
Subject: 【重要】令和2年度春期情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験の取りやめ(中止)について

 

各位

◎このメールは、令和2年度春期情報処理技術者試験・情報処理安全確保支援士試験の
受験を申し込まれている方にお送りしています。

本年4月19日(日)に実施を予定していた、令和2年度春期情報処理技術者試験及び
情報処理安全確保支援士試験につきましては、実施に向けて準備を進めてまいりま
したが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、同日の試験実施を取りや
めることになりました。

試験実施を取りやめる試験区分

情報処理技術者試験
・ 情報セキュリティマネジメント試験
基本情報技術者試験
応用情報技術者試験
・ プロジェクトマネージャ試験
データベーススペシャリスト試験
・ エンベデッドシステムスペシャリスト試験
・ システム監査技術者試験
○ 情報処理安全確保支援士試験

なお、代替試験の実施につきましては、その可否も含め、現在検討中です。

受験手数料の返還等詳細につきましては、決まり次第、下記ページで公表する
予定です。
https://www.jitec.ipa.go.jp/

何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
以上

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【本件に関するお問合せ先】
独立行政法人情報処理推進機構IPA
IT人材育成センター 国家資格・試験部 管理グループ 広報担当
電話 03-5978-7600(代表)
※このメールに返信されても、回答いたしかねますのでご了承ください。

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IPAを騙った偽メールにご注意ください◆
IPAからお送りするメールニュースには、電子署名を付与しております。
電子署名以外のファイルを添付して送付することは一切ありません。)
不審なメールを受信した場合は、自社の担当部署にご確認ください。
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そして案内ページには、以下の記載が追加されていました。

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(2020年3月25日更新)
「一部免除の延長について」を追加しました。

 

春期試験において一部免除(基本情報技術者試験の午前試験免除、高度試験、情報処理安全確保支援士試験の午前Ⅰ試験免除)を受験申込み時に申請していた方につきましては、令和2年度春期試験実施の取りやめ(中止)によって不利とならないよう、一部免除申請が可能となる期間を延長いたします。

 

いや、それ(免除)重要なの?

代替試験の実施が一番重要なのでは?と思いましたが、免除についての問い合わせが一番多かったのでしょうか?謎です。

 

以上です。