ワイヤレスヘッドセット SoundPEATS Q12 について
ワイヤレスヘッドセットはこれで何個目だろう...
前回は、Tao Tronics TT-BH07を紹介しました。これまでもランニング用のBluetooth ワイヤレスヘッドセットを紹介しましたが、また、新たに再購入したので、ご紹介。
今回は、またしても、SoundPEATS(サウンドピーツ)の Q12 です。
やはりランニングには、コードのないワイヤレスイヤホンが欠かせないですね。
SoundPEATSのパッケージはコンパクトで良いですね。
※ちなみに、2017年7月時点で、Amazonの「ポータブルオーディオ」でベストセラー1位になっています。以前ご紹介した TaoTronics TT-BH07 は、現在は、5位です。
価格は、ブラックが、2,899円です。ブルー、レッドは100円高く2,999円です。
SoundPEATS Q12の見た目は殆どTaoTronics TT-BH07と同じです。
価格も、2千円代(3千円弱)ながら、Bluetooth 4.1に対応しており、オーディオコーデックもaptX対応という優れものです。
ちなみに、私が以前使っていたNexus 5は、Bluetooth 4.0 対応まででしたが、Nexus 5Xは、Bluetooth 4.2 対応ですので、SoundPEATS Q12 も大丈夫です。
iPhoneは、5sが、Bluetooth 4.0 対応。6/6s/7については、Bluetooth 4.2 対応となります。
Bluetooth 4.0から、大幅な省電力化を実現する低消費電力モードに対応しているため、この手のワイヤレス機器については、Bluetooth 4.0 対応が必須といえます。
CVC6.0ノイズキャンセリング技術も搭載されており、外部のノイズを低減したクリアなマイク通話も可能です。
製品仕様
- Bluetooth4.1 プロファイル A2DP 1.2,AVRCP 1.4,HSP 1.2,HFP 1.6
- オーディオコーデック APT-X,SBC
- 充電電力 5V/500mA
- 再生時間 最大6時間
- 充電時間 1.5時間
- サイズ(LxWxH) 590x25x32mm
- 通信距離 10m
- 重量 14g ※TaoTronics TT-BH07より1gだけ軽い..
その他の特徴としては、イヤホンのヘッド部分に磁石が内蔵されているため、使用しない時に、右耳と左耳のヘッド同士をくっつけることができますが、これもTaoTronics TT-BH07と同じです。
使用しない時は首に回したまま耳から外してそのままマグネットどうしを付ければ首輪状になり落下防止につながります、とありますが、TaoTronics TT-BH07も同じですが、マグネットはそれ程強力ではなく、ラニングの際には、すぐに取れてしまいます。ウォーキングレベルだと思ってい下さい。
リモコン部分についても TaoTronics TT-BH07と同じくボタンが3つ(+、▷、ー)とLEDランプがあります。使い方も全く同じで、いたって簡単です。
操作方法
- ▷(マルチファンクションボタン)で、1秒間押すと電源オン、3秒間押すと電源オフ、(電源オンの状態で)1回押すと再生/一時停止。Androidの場合(電源オンの状態で)1秒間押すとGoogle音声検索("OK Google"と同じ)。
- ボリュームは、+/ー。曲送りは+/ーの長押し。
- 電話受信時のとる・切るは、▷を1回押す。電話拒否は、▷を1秒間押す。
- リダイヤルは、▷を連続2回押す。
- 電話ミュート/ミュート解除は、+/ーを同時に押す。
- リセットは、+/ーを同時に5秒間押す。
LEDランプ
- 赤色点灯 充電中、または電池残量不足
- 青色点灯 充電完了
- 赤・青交互点滅 ペアリングモード
- 青点滅(5秒間隔) ペアリング中
Bluetoothのペアリング方法については、電源オフの状態から、▷(マルチファンクションボタン=電源オン)を5秒間押し続けると、赤・青のLEDが交互に点滅し、ペアリングモードになりますので、iPhone、Android側でペアリング設定を行います。
SoundPEATS Q12 の肝心なサウンドですが、ほとんど TaoTronics TT-BH07 と変わりがありません。TT-BH07と同じく、非常に透明感のあるピュアなサウンドという表現がピッタリです。
※以前の SoundPEATS QY7 と比較すると、クリアに聞こえ、5千円~1万円代のイヤホンに引けを取らない音質が出ていると思います。
ではなぜ、全く TaoTronics TT-BH07 と全く同じような SoundPEATS Q12 を再購入したかというと、TT-BH07 の弱点(デメリット)が非防水だからです。
殆ど防水・防塵性がないのは認識していましたが、私の場合、雨の日はランニングしないので、防水性を求めておらず、また、夏場は、耳の中も汗をかきますが、イヤホンが壊れるほど汗はかかないと思っていました。
※実際に、以前の SoundPEATS QY7 も非防水でしたが壊れませんでした。
しかしながら、6月頃からランニングで大量に汗をかくようになり、TT-BH07 が汗でノイズが発生するようになり、ヒドい時には音が出なくなりました。
乾くと元に戻るので問題はないのですが、1時間ほど走ると前半30分程度で音がでなくなることもあり、やはり防水が必要だと実感したため、SoundPEATS Q12 を購入しました。
SoundPEATS Q12 の再生時間の6時間とありますが、感覚的には、4~5時間だと思います。
私の場合は、週に1度はBluetoothの心拍計と一緒に充電を行うので気になりませんが、ワイヤレスヘッドセットのみを利用している場合は、充電が面倒くさいかもしれません。1万円のワイヤレスヘッドセットは、8~9時間持つものが多いです。
その他に、SoundPEATS Q12 と TaoTronics TT-BH07 の一番の違いは、音声アナウンスです。
SoundPEATS Q12 は、アナウンスの一部が日本語化されおり、電源をオンにすると「電源がオンになりました」、ペアリングされると「接続が完了しました」、バッテリーが少なくなってくると、「バッテリーが少なくなりました。充電をしてください」とアナウンスが行われます。
バッテリー不足については、残り7~8分からアナウンスが開始され、1分毎に日本語でアナウンスがされるので、結構うっとうしいです。
ランニングには、TaoTronics TT-BH07 より、SoundPEATS Q12 がオススメです。