あいかわらず格安SIM利用者は10%未満
久しぶりに格安SIMの話し。
6月22日「Marketing Research Camp」で、直近に実施した『スマートフォンの新しい料金プランに関する実態調査』結果の発表がありました。
調査期間は、2016年6月17日(金)~20日(月)、調査対象はスマートフォンを所有する20~60代の男女1,077名とのこと。
以前(2016年3月時点)の他の調査結果では1割(10%)の人が格安SIMを利用されていました。※ただし、その内、音声通話付きSIMは約半分(全体10%の内の46%なので、音声SIMは約5%程度)
今回2016年6月の調査結果で格安SIMを利用しているは 8.6%と依然として利用者は1割(10%)未満のようです。
そして興味深かったのは、なぜ格安SIMに興味を持たないか?ということについて、
- 大手キャリアの方がなんとなく信頼性があるので(46.6%)
- 通信速度や通話品質に不安があるので(39.5%)
- 移行や手続きが面倒くさそうなので(38.1%)
- どの会社がいいのか、どんなプランがあるのかがよく分からないので(37.0%)
結局のところ、漠然とした信頼や不安も含めて、面倒くさいので格安SIMについて調べないし(=わからない)、切り替えもしないってことですね。
あー、もったいない。
そもそも、この調査は、大手3大キャリアから発表された新しい携帯電話の料金プランについての質問でした。(2年契約縛りがなくなった件も含め)
調査結果としては、料金プランの変更について詳しく知っている人は、なんと5.6%です。
2年契約縛りがなくなったことや、データ通信量(一律7GB/月)が変更されたことを知らない人がほとんどです。
少しの面倒くささを乗り越えると、かなりオトクになるのに、皆さん本当に面倒くさがりなんですね。(お金持ちなんですね)
私は、スマホ3台を格安SIMに乗り換え、今は乗り換えキャンペーン等の値引き期間中でもありますが、3台で今月の携帯料金は1,500円です。なんと1台約500円です。
毎月1台 6,000円で月1万円以上も携帯料金に払っていたのがバカらしく思っています。
格安SIMは大手キャリアの回線を利用しているので、信頼性は同じです。
格安SIMのキャリアによって通信速度には若干の差はありますが、殆ど気にならない程度です。
移行手続き等は確かに面倒ですが、それを乗り越えれば1台で月4,000~5,000円のコスト削減が可能ですよ。是非検討されてはどうでしょうか?