Nexus 5X セキュリティアップデート 2016年4月
2016年4月4日 毎月恒例 Google の Android Security Bulletin のMonthly Release でセキュリティパッチ(Android System Update)がリリースされています。
Nexus Security Bulletin—April 2016 | Android Open Source Project
今回は多く、なんと29個の脆弱性パッチ(その内、Criticalレベルが8個!)が発表されています。
私のNexus 5Xには今朝(2016年4月14日)にアップデート(OTA)が来ました。
サイズ(更新サイズ)は85.6MBです。
パッチ適用後のビルド番号は、MHC19JからMHC19Qになりました。
Windowsのように毎月恒例になってきました、セキュリティパッチがすぐに適用されるのが、やはりNexus のメリットですね。
また、今回は昨年話題になっていた「Android の libstagefright における任意のコードを実行される脆弱性」がFixされているとのことです。
libstagefright以外にも以下DHCPCD、Media Codec、Mediaserverにて、リモートでのコード実行ができる脆弱性へのパッチも含まれています。
- Remote Code Execution Vulnerability in DHCPCD
- Remote Code Execution Vulnerability in Media Codec
- Remote Code Execution Vulnerability in Mediaserver
Nexus以外のAndroidを利用していると脆弱性が修正されないので、不安で仕方ないですね。もっとNexus以外の機種もメーカは脆弱性パッチくらい毎月提供するようにすべきだと思いますが、難しいのでしょうね。