Google Picasa の終了(Google フォトへの統合)
2016年2月12日、GoogleがついにPicasaの終了を発表しました。
以前も書きましたがクラウドサービスはいつ終わるか分からないですね。
Picasaのトップページに「Picasa に関する重要なお知らせがあります」があり、Picasa Blogへリンクされています。
そこには、Googleフォトサービスに注力するために、Picasaを引退(retire)するとのこと。
Picasa Web Albumsについては、すでにGoogleフォトへ移行されているとのこと。
Desktop application(写真編集ソフト Picasa3)については、2016年3月15日の時点でサポートを終了し、Picasa APIの一部の機能についても引退(retire)するとのことです。
もともとPicasaとは、Googleが2004年に買収した会社(会社名=サービス名)です。
Googleのブログサービス「Blogger」の強化が目的だったと言われています。
そして、Googleは2011年にスタートしたSNS「Google+」で、サービス開始当時は自動でPicasaに写真や動画が保存される仕組みでしたが、わかりにくく、しばらくすると新たな写真共有機能「Google フォト」を立ち上げたため、さらにPicasaの位置づけがあいまいになってきていたのだと思います。
※まぁ「Blogger」も「Google+」もお世辞にもうまくいっているとは言えないですね。
今回、「Picasa」の終了については、Desktop application(Windows XP/Vista/7+向けの写真編集ソフト Picasa3)が無くなること以外は、後継の「Googleフォト」へ自動で移行がされることから、それほど混乱がないものかと思いますが、もし今後「Googleフォト」が終了するようなことがあればとんでもないことになると思いますね。
私も、すでにとんでもない数の写真と動画を「Googleフォト」にアップロードしていますので。