Amazon Drive Unlimitedストレージ やっぱり終了
昨年2016年7月にスタートした Amazon Drive(Amazon Cloud Drive)のデータ無制限の有償版「Unlimitedストレージ」が終了になりました。
すでに先行して、2017年6月にアメリカでは終了になっていたため、日本での終了も間近であることは容易に推測できたことです。
Amazonプライム会員向けには、引き続き Amazon プライム・フォトとして、Amazon Drive(アプリはAmazon プライム・フォト)による写真の無制限の保存サービスは継続されます。
※Amazonアカウントを持っている場合は、写真以外(動画含む)は5GBのストレージが無料提供。
写真以外は、ストレージの容量ごとの契約プランの提供が始まっています100 GB から以下の年額プラン契約となります。
Unlimitedストレージが、年間13,800円で無制限だったことを考えると、非常に高額です。
1TB以上のファイルを保存している場合、自動更新設定をOFFにしている場合は、1 TBプランに自動的に登録されることはなく、自分でプランをAmazon Drive管理から選択する必要があるとのこと。
契約容量を超過した状態で180日経過すると、通知の上、最近アップロードしたファイルから順にファイルが削除されるとのこと。
Unlimitedストレージの13,800円(年間)は1TBなので、Amazonとしては、Unlimitedストレージ利用者の殆ど(あるいは平均)が、1TB程度で収まる計算をしていたのではないかと思います。
以前に、マイクロソフトのOneDrive(旧:SkyDrive)が無制限をリリースして、すぐに無制限を取りやめましたが、Amazonも1年4ヵ月で取りやめとなりました。
一般コンシューマ向けの無制限ストレージサービスは、サービスとしての採算がとれないのが明確になったと言えます。
次に気になるのが、Amazon プライム・フォトです。
Googleフォトとは異なり、解像度や品質を落とさないRAWデータを保管するのがAmazon プライム・フォトの最大のメリットですが、これもAmazon プライム会員が増え続け、写真データが増加し続けると、いずれは、Googleフォトのように、解像度を落とすか、もしかしたら容量制限(5GBとか)されるかもしれません。
一度、クラウドストレージにデータを上げてしまうと、データの移行を行うのが非常に面倒臭いので、できればAmazon プライム・フォトのRAWデータ保管は続けて欲しいものです。
私?無料提供の5GBはとうの昔に動画でパンクしています。
写真自体のデータも、すでに10GBを超過しているので、制限されると大変です。
以上です。