格安SIMから格安SIMへ乗り換えをした
私は、昨年(2016年)に家族全員(3台)で大手キャリアから格安SIMへ乗り換えを行い大幅な通信費の削減ができているのですが、今回は格安SIMへの乗り換えではなく、格安SIMから格安SIMへの乗り換えを行っています。
大手キャリアから格安SIMへの乗り換えについては以下の記事をご覧ください。
スマホ2台は、事前に調べたところ、以下であったため、使った分だけ課金されるFREETELへ乗り換えを行いました。
- 過去2年間の平均データ通信量が1.0GB/月以下(平均0.5GB、0.8GB)
- 1.0GB/月を超過したのは年に1、2回のレベル(かつ2.0GB以下)
スマホ1台は、スマホ・デビューのため、データ通信量が全く読めないこともあり、以下のキャンペーンもあり、U-mobile(ユーモバイル)への乗り換え(スマホ・デビュー)をしました。
- データ通信量制限無しの「LTE使い放題(¥2,980)」が3ヵ月間無料キャンペーンを実施していたため
- 同時購入したSIMフリーのスマホ(Zenfone)が¥5,000引きになるキャンペーンを実施していたため
U-mobileについては、通信速度などの利用者の評価も少し気にはなりましたが、解約期間が6ヵ月であることもあり、「LTE使い放題」3ヵ月間無料キャンペーン後に3ヵ月ガマンすれば解約できるため、とりあえずU-mobileに決めました。
「LTE使い放題」3ヵ月間無料キャンペーン期間終了後は、3GB¥1,580へプラン変更を行っています。(Webのサポートサイトで変更可)
しかしながら、U-mobileが、「LTE使い放題」終了後の3GBプランでは月末に足らないことが発生しており、月末になると速度制限(200kbps)になり、不評をかっていました。
一旦は、U-mobileが提供しているWi-Fiスポットサービス「U-NEXT Wi-Fi」の併用も試みたのですが、残念ながら接続可能な場所も少なく、殆ど外出時にWi-Fi利用をするはできませんでした。
月末あと2、3日のところで速度制限になっていたこともあり、U-mobileが例えば0.5GB単位/500円などで通信量チャージができれば解決していたのかしれませんでしたが、残念ながら、U-mobileには通信量チャージがなく、契約変更(3GB→5GB)にするには、月中申し込み、翌月1日から適用しかありませんでした。つまり月の途中でプラン変更ができない。
次に、通信データの中身を確認したところ(Androidの場合[設定]→[データ通信量]→[モバイルデータ通信量]にてアプリ単位でのデータ通信量がわかります)、SNS通信が9割以上を占めていることが確認できました。
LINE、Twitter、InstagramなどのSNSが3GBの内、9割を占めていため、単純な契約変更(3GB→5GB)ではなく、パケット無料、いわゆる「ゼロレーティング」のSIMへ変更することにしました。
ゼロレーティング、つまり特定のアプリの通信は、課金対象にしないことです。
格安SIMキャリアは、有名なところでは、LINEをゼロレーティングにするLINEモバイルがありますが、FREETELがちょうど2016年12月20日から、facebook、Twitter、Instagramなどもゼロレーティング対象に追加することが分かったため(LINEやPokemonGoは、もともとゼロレーティング対象)残りの1台も、結局U-mobileからFREETELへ乗り換えをすることにしました。
※定額プランでは通信量チャージ(0.5GB/500円)も可能。
つまり、通信データの中身を確認したSNSは、殆どゼロレーティング対象のため、データ量の課金対象から外れており、また、万が一制限がかかったとしても、通信量のチャージが可能なので、FREETELを選んでいます。
大手キャリアとは異なり、格安SIMのメリットである契約期間の拘束が短いことを享受しています。
大手キャリアは契約から2年間の期間拘束がいまだに行われています。(別にお金を払えば別ですが)解約月も2年に1度しかありません。しかも今は1ヵ月から2ヵ月に是正されましたが、契約変更できる期間も短く、それ以外では解約違約金が発生します。
格安SIMへ乗り換えが完了しており、U-mobileの解約違約金が発生する6ヵ月もクリアしていたため、U-mobileにはMNP予約番号発行手数料3,000円(税抜)を支払うだけで、他社への転出が可能でした。
※ちなみにU-mobileでも契約月を含む6ヵ月以内に解約した場合、大手キャリアと同じく解約事務手数料として9,500円(税抜)が発生します。
格安SIMのデメリットとしては、MNP予約番号発行が、大手キャリアと異なり、電話での受け付けは一切なく、Webのサポートサイトで申し込みになる点です。
つまり、申し込みをしてMNP予約番号発行に2-3営業日掛かりました。
また、SIMカードが貸与の扱いになっているため、必ず返却する必要があります。
U-mobileの場合には、SIMカードのご返却期限は、解約手続きが完了した翌月の15日必着となり、期限までに返送しなかった場合には、SIMカード1枚につき2,000円(税抜)の損害金が発生します。
つまり格安SIMから格安SIMへの乗り換えについては、
- メリットは、格安SIMの最低契約期間(通常は半年程度)を超えていれば、いつでも解約(MNP転出)が可能。
- デメリットは、大手キャリアと異なりMNP予約番号の即時発行ができず時間が掛かる、さらにSIMの返却が必要。さらに付け加えるとMNP転出すると、Webサポートサイトがクローズされ、課金の確認さえできなくなります。
といったところでしょうか。
FREETELではちょうどネット基本料1年間0円キャンペーンを実施していましたので、3GBの音声SIM 1,600円が、1年間299円引きの1,301円/月になります。
1年間299円引きは、3,588円引きになりますので、FREETELの新規SIMカード発行手数料3,000円が相殺されることになります。
MNP転出の予約番号発行手数料3,000円と、新規契約のSIMカード発行手数料3,000円の合計6,000円が相殺されるのであれば、どんどん他社の格安SIMへ乗り換えをするのも、今後の手かも知れないですね。
あと、ちょうどFREETELで、music.jpの4ヵ月無料お試しを実施しており、休みの期間、無料で映画を見ることができました。こちらもオススメです。