なんでも"活（かつ）"ってつければ良いもんじゃない
高級ランドセルの土屋鞄、「ラン活」人気でシステムダウン
「ラン活」って、検索すると一番最初が、「ランニング婚活パーティ」だったので、てっきりランニング版「婚活」だと思ったのですが、「ランドセル購入に向けた活動」のようです。
就職活動の「就活」から始まって「婚活」「恋活」や「終活」はまぁまぁ分かるけど、「ラン活」を命名したのは、ひときわ頭が悪さが際立ちますね。
そもそも「7月1日、来春入学用の小学生向けランドセルの注文受付を開始したが、店舗やWebサイトに注文が殺到、朝から電話やサイトがつながりづらい状態になった。午後3時現在も解消されていない。」ことだけです。
そもそも老舗ランドセルメーカー２社が中心とのことらしいです。
- 土屋鞄製造所（昭和40年創業）
- 鞄工房山本（昭和24年創業）
まぁざっくり、土屋鞄製造所の売上が38.5億なので、ランドセル一つ7万とした場合、55,000個。鞄工房山本の売上が、7.8億円なので、ランドセル一つ7万とした場合、11,142個。合計で、6～7万個のランドセル供給ということになりますね。
実際に、毎年小学校１年生になる数は100万人前後なので、6～7％の人が高級ランドセルを購入したがってるのかと言うことですね。
しかし、問題なのが、たかが数万個の注文処理さえ、さばくことができないシステムを作ったIT業者ですね。
電話が繋がりにくいのは分かるが、Webサイトはないだろ。
話題をとるために（ニュースに取り上げられるために）わざとダウンさせたのでなければ、どうかしてますね。
AWSらしいが、こういうのを構築したAPNパートナーは是非発表すべきですね。
まぁでも、単なるランドセルの注文に「ラン活」ってのが一番センスないな。活動じゃないだろ。
7月なので「バー活」（バーゲン活動）、「ラク活」（楽天スーパーセール活動）、「アマ活」（Amazonプライムセール活動）はどうですか？
