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IT系会社員ブロガー

某IT企業に勤める40代会社員の雑記帳

そろそろ AWS人気に陰りが見えてきたか? その1

クラウド

TechTargetジャパンのメールマガのタイトルが

特集:AWS人気に曇り予報? なぜAppleはライバルサービスに移行したのか

になっていました。

おーっ、やっとそろそろAWS人気に陰りが見えてきたようですね。

 

TechTaegetの記事は以下です。

 

まず最初に、AWSとは Amazon Web Servicesのことです。一般の方は、あの Amazon のことだとお思いになられるでしょうが、そう、あの Amazon.com の子会社です。

※私もAmazon.comユーザですが。

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Amazon.comのWebサイトを動かしているコンピュータの管理・運営をしているのが、AWSと言うと分かりやすいかも知れません。

 

ちなみに、AWSのホームページには以下のように書かれています。

「2006年、Amazon Web ServicesAWS)は、ウェブサービスという形態で企業を対象に IT インフラストラクチャのサービス提供を開始しました。それは現在、一般的にクラウドコンピューティングとして知られています。」

もともとはAmazon.comの膨大なコンピュータの余剰分を他の企業に貸し出しをしてお金を儲けたのが始まりですが、今から10年前の2006年からクラウドをサービスとして始めた会社です。

IT業界で"クラウド"の事業者で言うと、AWSMicrosoftGoogleあたりが3大メジャークラウド事業者になります。IBMも居ますがマイナーです。

AWSは、いち早くこの"クラウド"という事業を開始したため、現時点では市場におけるシェアはNo.1です(あくまでも現時点です)

しかしながら、あのMicrosoftが、Office365、Azure(アズール)といったクラウド事業に参入してきたため、状況は一変しています。

 

TechTargetの記事では、

 

AWSは、色々問題が多いんですね。特に日本では。

AWS自体の機能面や性能面、サービス内容にも問題が多くありますが、その前に、まず最初にTechTargetが指摘していない、AWS事業者に問題があります。

 

まず、海外と違い、日本ではSI(システム・インテグレーション)という事業が成り立っています。

海外ではユーザ(実際にクラウドを利用する)企業の情報システム部門(=社員)が実際にクラウド上でシステムの構築を行うのですが、日本はユーザ企業ではなく、SIer(システム・インテグレーター)が、ユーザ企業の情報システム部門になり変わって、システムの構築を行う場合が殆どです(もちろん有償です)

 

よって、日本のAWS市場は、エコシステムという名の下に、やたらとSIを行うパートナーがうじゃうじゃといるのですが、AWSは当初は大手SIerではなく、完全なベンチャー企業が、大手メーカや大手SIerに対抗するためにAWSを利用したビジネスを展開したため、今これだけ大きなビジネス市場になりながら、日本では、昔っからAWSでビジネスをやっていたという理由で未だに、訳の分からないベンチャー企業が、やたらと幅を利かせています。

 

APN(AWS Partner Network)というのが、いわゆるAWSのパートナー、つまりAWSをSIできる実力を備えている業者(SIer)ということになります。

APNパートナーを見て貰えれば、IT業界でなくても違和感に気づかれると思います。

  • ア○レ○ト株式会社(cl○udp○ck)
  • ク○スメソ○ド株式会社
  • 株式会社サ○バ○ワ○クス

はて?誰?

 

ベンチャー企業がそのものが悪いと言っている訳ですがないですが、「社会人としての常識がない人間」や「口の聞き方を知らない人間」、そもそも「企業の商慣習がわかっていない人間」が非常に多いです。

※まぁ経営者もそのようなので、会社にまともな人間が存在しないのかも知れません。

 その前に、Tシャツ・ジーパンがダメとは言わないが、スーツ・Yシャツ・ネクタイを一着も持っていないってどうなのかね。

 

次に、超大手企業へのAWS導入事例をひけらかし、色々な企業へアプローチをしているのですが、そもそもその超大手企業も、最初から重要なシステムでクラウドAWS)を採用する訳もなく、最初はある程度「止まっても良い」「影響が少ない」システムからクラウドを利用しているのに関わらず、超大手企業へのAWS導入したという実績で他の企業へアプローチをし「止まってはいけない」「影響が大きい」システムを取り扱い、結果、大ヤケドをしています。

※そもそも超大手企業へのAWS導入実績も、大手SIerの下請けの場合も。

 

結局、どうにもならなくなって、トンズラした結果、もともとのSIerが彼らのケツ拭き後始末をすることになっています。

とんでもない値段でAWSのSIを請け負っている場合もあり、後始末が本当に大変です。

 

日本のAWSも、昔からの付き合いを大事するのも良いですが、そろそろ本気でエンタープライズビジネスをするのであれば、パートナーをもう一度最初から選び直した方がよいと思いますよ。

日本のAWSの人気の陰りは、パートナーが原因になると思います。

「そろそろ AWS人気に陰りが見えてきたか? その1」以上。

 

その2。

breakthrough1020.hateblo.jp