iPhone 「最後に行ったバックアップを完了できませんでした」の理由
iPhoneで「最後に行ったバックアップを完了できませんでした」が表示された場合の理由と解消方法について
iPhone(iPad)ではiCloud(Appleのサービス)上に、バックアップを取得することができます。
※iCloudのアカウントが正しく設定されていれば、[設定]→[iCloud]に、iCloud のIDが表示されています。
※iCloudでバックアップが行えているとiPhone(iPad)の機器入替え時にアプリケーションの再インストールやアドレス帳や写真のコピーが不要となります。
まずは、手動でバックアップを行えるかどうかを確認します。
バックアップを手動で実施するには、[設定]→[iCloud]→[バックアップ]を選択。
※「最後に行ったバックアップを完了できませんでした」の表示がされているということは、[バックアップ]が[オン]になっているはずです。
以下にて「今すぐバックアップを作成」を行います。
これが行えない場合には、ネットワーク・Wi-Fi設定や、iCloudの設定など色々と確認のポイントはありますが、先に、バックアップ対象の容量を確認します。
[設定]→[iCloud]→[容量]→[ストレージを管理]から[このiPhone]を選択。
そうすると最新のバックアップがいつ取得されたものか、またそのバックアップのサイズ、次回のバックアップのサイズが表示されます。
[設定]→[iCloud]→[容量]の使用可能容量(空き容量)< 次回バックアップサイズ
であれば、iCloudの容量が不足しているため、バックアップを取得することができません。
特に「フォトライブラリ」をバックアップの対象にしていると、非常に多くの容量を消費するため、Googleフォト等を利用されているのであれば、「フォトライブラリ」を「オフ」にすることをオススメします。
iCloudストレージは5GBまでが無料ですが、それ以上は有料となります。
50GBで月額130円、200GBで月額400円、1TB(1,024GB)が月額1,300円となります。
Googleフォト等がある今となっては写真のバックアップで毎月お金を払うのはどうかと思います。
Appleもあれだけ儲けているんだから10GBくらい無料にすれば良いのに。