IT系会社員ブロガー

某IT企業に勤める40代会社員の雑記帳

失われる日本人の美徳

最近特にいろいろと思うのが、日本人の美徳というか、助け合い、いたわり合いという"良いもの"がどんどん少なくなって来ているのではないかと思います。
(あまり思想的なことは書かないでおこうと思っていたのですが)

 

つい最近では、
・セキュリティ企業社員の個人情報の流出
・某県の教育委員が特別支援学校を視察した時の発言
・自分の子ども(幼児)にタバコを吸わせた動画の投稿

などなどがありました。

いわゆるTwitter(バカッター)やYoutubeFacebookもそうですが、全く見ず知らずの人であっても、発言(画像・動画を含め)など、さすがにマズイだろうと思った時は、まず、その本人にそのことを伝え、大きな問題・炎上になる前に取り消すように促すことが日本人の美徳ではないでしょうか?
※そもそも他人の思想・思考について赤の他人がとやかく言うこと自体、私は意味がない、結論のないことだと思っています。

それを「やりやがったー!(笑)」と鬼の首を取ったかのように、あちこちにシェア(拡散)し、Web魚拓をとり二度と消せなくし、匿名掲示板へ投稿し騒ぎを大きくし、挙句の果てに本人を特定し、勤め先(学校や会社)や警察へ連絡し、ひどい場合には、その人間の人生を狂わせる。


何が(本当の)目的なのでしょうか?ストレスの発散?パソコンの前で正義感を振りかざしているつもりなのでしょうか?

集団行動がエスカレートしているにしてもやり過ぎではないではないかと思うことがあり、当人達は後で嫌な気持ちになったりしないのか?と思うことがよくあります。

もちろん人様に迷惑をかける行為や犯罪行為はしないなど、社会ルールとして当たり前なのはわかっています。わかっていますが、あくまで、それを注意したり、取り締まったりするのは、影に隠れて自分の身元が絶対バレないことを前提にしている人間がすることではないのではないかと思います。

だいたい生まれてこの方迷惑行為や犯罪行為を一切していない聖人君子のような人はいるのでしょうか?

"本音と建前"や、"オフレコ"ではないですが、うっかり口が滑ってしてしまったら、二度と取り返しがつかないような世の中で、せっかくSNSやブログが発達してるのに関わらず、勤め先やバイト先でSNSやブログをしないように誓約書を書かされ、本音が出ないよう、口を滑らせないようビクビクしているは、どうなのかと思います。

※まぁ炎上を商売にしている人が一部存在しますが。


もちろん正義感を振りかざす情強の人々は、SNSやブログなどは一切手を出していないのでしょう。アカウントは持っていても、一切発言をせず、自分の身元は一切バレないようにしていることでしょう。

 

でも、もう少し失敗しても許容する広い心を持てないものでしょうか?

「バカだなぁ」「バカなやつが居るなぁ」でいいじゃないですか。心の余裕(遊び)も必要だと思います。

 

少し話しはそれますが、昔のインターネット初期の頃、Code RedやNimdaといったワーム(古っ!)が流行った時は、自分のところが攻撃を受けたら、そのIPアドレスからドメインや連絡先を調べて、そこへ連絡したもんです「おたくのサーバ感染してますよー」って。


全くまとまりがないですが、とりあえずこれも広い心でお願いします。

(私は炎上商売をする気はありませんので)